小高産業技術高校【環境化学コース 大堀相馬焼の研究】伝統工芸の継承を目指して
浪江町大堀地区に伝わる「大堀相馬焼」は、
青ひび、二重焼き、駒の絵などの特徴を有している伝統的工芸品です。
2011年3月の東日本大震災と原発事故により、
20軒以上あった窯元はすべて町外へ避難を余儀なくされましたが、
約半数の窯元が各地で窯の再建を果たしています。
産業革新科 環境化学コース3年の課題研究において、
この大堀相馬焼の研究に取り組んでいます。
現在、学校敷地内の土が陶土として適しているのか、検討するとともに、
走り馬の絵を練習しています。
マイスター・ハイスクール事業の取組や実習において、
環境分析や環境保全の大切さを学んでいます。
採取した土の分析を進め、陶土としての適性について研究を進めます。
吉名の丘から、伝統工芸の継承に向けた取組が始まっています!!